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2009/11/25/Wed
毎日出版文化賞 山崎さん、作品への熱い思い披露…贈呈式
11月25日20時48分配信 毎日新聞


毎日出版文化賞特別賞を受け取った後のスピーチで思いを話す山崎豊子さん=東京都内のホテルで2009年11月25日、小林努撮影


 25日に東京都内で開かれた第63回毎日出版文化賞の贈呈式。病を押して出席した作家の山崎豊子さんは戦時下の体験に触れ、いまだ衰えない作品への熱い思いを披露した。


 ◇戦時下の体験、創作の原点…山崎さん


 85歳の山崎さんは車椅子のまま、秘書が持つマイクで受賞の喜びを述べた。赤色の帽子と花柄のドレス。主治医らが心配する中、贈呈式に臨んだことを明かし「ありがとうございますと皆さんに申し上げるのがやっとです」と感謝の言葉を口にした。


 山崎さんは人間ドラマを描く社会派作家として知られる。「不毛地帯」「大地の子」など戦争をテーマにした作品も多い。受賞作の「運命の人」も、沖縄返還をめぐる日米の密約問題を扱った。


 山崎さんは戦時中、勤労動員先でバルザックの「谷間の百合」を読んでいたところを担当将校に見つかり、殴られたという。「私の作家としての書く方向がはっきりしました」と戦時下での体験が、創作の原点であることを語った。


 「神様にお願いできるなら私の青春を返してくださいと言いたい。もっと勉強し小説を読みたかった」。いったん言葉を切った山崎さんは、再び舞台正面に戻って万感の思いを語った。戦争に翻弄(ほんろう)された無念の思いが書き続けるエネルギーになったのだろうか。会場からはひときわ大きな拍手が送られた。


 一方、田中純さんは「現代も繰り返しうる政治的暴力をめぐる危険な美を描きました」、藤井直敬さんは「今後も脳科学で社会に貢献できるメッセージを出したい」とそれぞれあいさつ。故尾形仂さんの長男敏明さんは「国文学の灯が広くともる。地下に眠る父も安心すると思います」と喜びを語った。【棚部秀行、鈴木英生】 最終更新:11月25日21時30分


白い巨塔など、だいぶ昔からTVドラマ化されたりして、作品のことは知っていたが、作家の事はあまりよく知っていなかった。


戦争で、ずいぶん、辛く悔しい思いをしたのだなぁと、しみじみ感じました。
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