『今日までに死亡者が500人超えました』や、『ガザ国連学校で砲撃42人死亡』などのニュースが飛び交う。
それも、犠牲者すべてが、罪も無き、一般市民や子供たちだと言う。
頻繁に報道されている“ガザ地区”とは何ぞや? ということで、調べてみた。
ガザ地区
ガザ地区 地中海に面したパレスチナ自治区の一つ。1967年の第3次中東戦争でイスラエルの占領下に置かれたが、93年のオスロ合意に基づき、ヨルダン川西岸地区とともに自治区となった。2007年6月、アッバス自治政府議長の支持基盤ファタハと対立するイスラム原理主義組織ハマスが武力制圧し、実効支配。ハマスは同地区内からロケット弾攻撃を行い、これにイスラエル軍が報復空爆を加えるという図式が繰り返されたが、今年6月にはエジプトの仲介で6カ月の停戦合意が成立。しかし、12月にハマスが更新を拒否して期限切れとなった。(時事)(2008/12/27-23:10)
(時事ドットコムより抜粋)
テレ朝のコメンテーターが言うことには、「イスラエルをアメリカが応援し、ハマスをイランが応援していて、実は、アメリカ対イランの戦争になっている」と。
「もっと攻撃すべきだ!」とデモを行っているイスラエル国民の一人に、リポーターが、「罪も無い人が、こんなにも犠牲になっているのに?」と質問すると、「一般市民を隠れ蓑にしているハマスが悪いんだ」と答えていた。
パレスチナ情報センターのHPの「ガザ地区に関する資料集」をみると、イスラエルの方が悪く書かれている。
【ガザ地区】
ガザ地区は、報道では「パレスチナ自治区」などと表現されることもありますが、ヨルダン川西岸地区同様、実際は 1967年以降2004年現在に至るまでイスラエルの軍事占領下にあり、常にイスラエル軍が支配し弾圧を続けてきました。イスラエルは、人々に対する武力による直接的な攻撃はもとより、家屋破壊、農地破壊、道路封鎖、学校への攻撃や封鎖による教育システムの破壊、水道や電気などインフラの破壊、移動の自由の剥奪、経済封鎖、土地の収奪、入植地の建設、水資源の略奪、「行政拘束」という名の罪状無しの拘禁とそれにともなう拷問などなど、数限りない犯罪行為を行っています。
(パレスチナ情報センター「ガザ地区に関する資料集」より抜粋)
どっちが悪いのか、誰が悪いのか、私には、やはりよく分からない。
が、フランスのサルコジ大統領が一生懸命、停戦させようと頑張っていても、アメリカやイランのような大きな国が非協力的では、戦争は、本当に止むのだろうか?
2,3日前の夕方のフジTVのニュースの事だが。
2年前だか、何年前かは忘れたが、安藤裕子氏が取材に行ったそうだ。
今のガザの状態は、その取材に行った時とは全く、状況や景色は変わっていないと言う。
「本当に、戦争を止める気があるのだろうか?と思ってしまう」と木村太郎氏に話していた。
停戦の際、日本のように、“無条件降伏”という例は、殆ど無いらしい。
日テレ『世界一受けたい授業』で、 伊勢崎賢治 先生という、 紛争請負人がそう言っていた。
戦争に負けた方は、戦争責任を問われるどころか、ナンバー2の地位を貰ったりすると言う。
最後に、もう一つ、ガザ地区のことを書いた記事について載せておく。
もう、もはや、何が本当なのか、どちらが悪いのかは私には分からないが、
戦争は早く終わって欲しいし、アメリカもイラクも、言いたい事があるなら、戦争を通して喧嘩しないで、とことん本人同士で話し合って解決して欲しい。
巻き込まれる一般市民のことを考えて欲しい。
日本じゃ、こんなに戦争の辛さ、痛ましさを、毎年、戦争記念日に、ドラマを通じて体験している。
他の国も全部、ドラマでも何でもいいから、分かり易い方法で、全世界の人間が、戦争に巻き込まれる人々の苦しみを経験できればいいのに。。。と考える者である。
ハマスのガザ支配
イスラエルは2005年9月、38年間占領していたガザ地区から撤退。06年1月のパレスチナ評議会(議会)選挙では、イスラム原理主義組織ハマスが勝利したが、アッバス自治政府議長が率いる穏健派ファタハは治安権限の移譲を拒否。ハマスはガザで独自に武力を増強し、ファタハ系治安部隊とたびたび衝突。07年6月にガザ全域を制圧し、パレスチナ自治区は議長が統治するヨルダン川西岸とハマスが支配するガザに分裂した。(共同)
(Web東奥日報/ニュース百科より抜粋)
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |