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2009/02/02/Mon
人事院総裁は辞任を=自民・菅氏 

 自民党の菅義偉選対副委員長は31日、徳島市内で講演し、谷公士人事院総裁の抵抗で公務員制度改革の工程表作成が遅れていることについて「麻生太郎首相の主催する会合に来ないような総裁には辞めてもらわないといけない。こんなばかな総裁はいない」と述べ、辞任を求めた。 (時事通信)

 何故、辞任を求めるかと言えば、人事院総裁は法で保護されているそうで、罷免できないそうなのです。

 ですから、辞任しろという話だそうなのですが。


「人事院」という言葉を初めて聞いたので調べてみました。

人事院とは…?

 公務員人事管理の中立公正性を確保し、労働基本権制約の代償機能を果たすため、内閣の所轄の下、公務員の人事管理に関する中立第三者機関・専門機関として設置されています。


 国家公務員の採用試験、給与、勤務時間・休暇、研修、服務・懲戒、不服申立て、倫理の保持等を所掌する中央人事行政機関です。


◇ 人事院の組織  【幹部職員名簿】

  人事院は、人事官3人をもって組織され、そのうち1人は総裁として命ぜられます。人事官は国会の同意を経て内閣により任命され、その任免は天皇により認証されます。

  人事院にはその事務部門として事務総局が置かれています。事務総局は、事務総長の下に内部部局としての4課及び4局のほか、公務員研修所、8地方事務局及び沖縄事務所から構成されています。

  また、人事院には、国家公務員法及び国家公務員倫理法に基づき、国家公務員倫理審査会が設置されています。

※ こちらのページ(人事院ホームページ)に分かりやすい組織図や、詳細が載っています。


 菅義偉選対副委員長が、「首相の主催する会合に来ないような総裁には辞めてもらわないといけない。こんなばかな総裁はいない」と言っていました。

 そう聞くと、人事院は首相より下の位置にある感じがしますが、人事院は、内閣の直下にありました。

 組織図だと、内閣府の上か同等の立場にあるようにも見えます。


 人事官は国会の同意を経て内閣により任命されるって事は、首相を任命する時に似ていますし、また、国会で同意を得たって事は、議員たち皆で決めた人、言い換えれば国民が決めた人ってことになります。

 その任免は天皇により認証されるって事は、首相や大臣を任命する事と同じようにも感じます。


 そうやって決めた総裁を辞めろというのはおかしな話で。

 まぁ首相も、国民から辞めろと言われる事は多々ありますが。

 
 首相の会合に出る事は、人事院の仕事なのでしょうか?

 ちゃんと仕事をしない総裁ならば辞めるべきだとは思いますが、出てもしょうがない場に出るというのも、無駄な気もします。


 菅義偉選対副委員長は、「反対意見があるなら出席して述べればいいのに、それさえもしない」と言っていましたが、平行線を辿るのが予め分かっていたら出席しない気もします。

 お互いの中間が取れる妥協案みたいなものがあれば出席もするかも知れませんが。


 工程表の事もわからないし、まだまだ疑問は多いのですが、今日はここまで、また明日(多分)。
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