ニュースの感想を綴ってます。
ちょっと辛口です。
2009/10/21/Wed
今までの経緯を見ると、高相被告の初公判とブッキングするなんて、マスコミを分散させるためじゃないか?と思わされ、悪く受け取ってしまう。
TV朝日だっただろうか。
菅家さんを有罪にした?再審請求を退け続けた?元最高裁判長を、直撃取材すると、その判事は、「俺は悪くない。自供した方が悪い」といった態度を貫いていた。
インタービューしていたレポーターも、元裁判官受け答えには解せない表情を見せていたし、私もやるせない気持ちになった。
人は間違いを犯すかも知れないけど、それを正すことが出来るのも人間なのだし、
菅家さんだけでなく、冤罪に泣いている人は他にもいるようだし・・・
冤罪防止策が講じられることを願う。
足利事件再審 菅家さん「納得のいく無罪判決を」
10月21日15時51分配信 産経新聞
「17年半の苦しみはなぜなのか」。16年前の平成5年7月、「無実の罪」で無期懲役の判決を受けた宇都宮地裁で、冤罪(えんざい)への憤りをみなぎらせた菅家利和さん(63)の声が法廷にひびいた。21日開かれた足利事件の再審初公判。逮捕から17年半の人生を奪った原因は明らかにされるのか。刑事司法の姿勢が、信頼があらためて問われる裁判が始まった。
■年表で見る足利事件の経緯・・・DNA型の“一致”
公判の冒頭、この日のために新調したグレーのスーツに濃紺のネクタイを締めた菅家さんに、佐藤正信裁判長が語りかけた。「菅家さん、証言台の前にお立ちください」。裁判所が「被告人」と呼ばない異例の審理が始まった。
被告人席ではなく、弁護団の隣に着席していた菅家さんが、弁護人にポンと体をたたかれ証言台に進み出る。「17年半苦しんできました。なぜなのか。納得のいく無罪判決を出してください」。菅家さんは深々と一礼し、ポケットから出した書面を、正面を見据えて読み上げた。
続いて検察官の方に向き直り、「冤罪で苦しむ人が二度と生まれないよう、十分な証拠調べをしてください」。主任弁護人の佐藤博史弁護士も「臭いものにふたをして終わるのか、教訓を見いだし、未来に生かすのか」と顔を紅潮させて訴えた。
菅家さんはこの日午前9時40分ごろ、弁護団とともに地裁に到着。元死刑囚で初めて再審無罪となった免田栄さん(83)が沿道で出迎えると「ありがとうございます」と頭を下げ、力強く握手を交わした。「(無期懲役刑を言い渡された)前回とは違い、胸を張って堂々と入廷したい」。再審を前に気持ちは高ぶったという。
菅家さんは昼の休廷中にも報道陣の取材に応じ、「(足利事件で殺害された)松田真実ちゃんのご両親も、真犯人を許せないと思う。真犯人を捕まえてもらいたい」と言葉を強めた。
「無罪を確定させるだけではだめか」と問われると、「判決の無罪は当然。そして、当時、私を取り調べた宇都宮地検の検事に出廷して真相解明をしてもらいたい」。裁判長から「さん付け」で呼ばれたことには、「よかったです」と表情を緩めた。
◇
■作られた自白、追い込み…録音テープ生々しく
菅家さんはなぜ、「自白」に追い込まれたのか。弁護側の求めに応じ検察側が提供した取り調べ状況を録音したテープに、架空の犯行を供述していく様子が記録されていた。
【平成4年12月7日】
検察官「今日は本当のことを知りたい。本当にやっていないのなら、やっていないということで構わない」
菅家さん「やってません」
検察官「やっていないの。どちらも」
菅家さん「どちらも」
検察官「どちらも」
菅家さん「はい。警察ではやりましたと話しました。だけどやっていないんです。今までうそをついてすみませんでした」
【12月8日】
検察官「いま起訴してる(女児殺害)事件、あれは君がやったことに間違いないんじゃないのかな」
菅家さん「違います」
検察官「違う?」
菅家さん「はい」
検察官「DNA鑑定でね、君と一致する体液があるんだよ」
菅家さん「全然それわかんないんですよ。本当に絶対違うんです」
検察官「違うんですって言ったってさ。君と同じ体液持ってる人が何人いると思ってんの」
菅家さん「…(沈黙)」
検察官「君の(取り調べ段階での)説明はね、実際に隠されてたのと同じ状態なんだよ。なんでそんな実際と同じ説明ができたんだろう」
菅家さん「…」
検察官「なんでそんな説明したの」
菅家さん「…」
検察官「どうなんだい。ずるいじゃないか君」
菅家さん「…」
検察官「さっきから君は僕の目を一度も見ていないよ」
菅家さん「(泣き出す)ごめんなさい。すいません」
検察官「うそだったの」
菅家さん「ごめんなさい。勘弁してください」
今までの経緯を見ると、高相被告の初公判とブッキングするなんて、マスコミを分散させるためじゃないか?と思わされ、悪く受け取ってしまう。
TV朝日だっただろうか。
菅家さんを有罪にした?再審請求を退け続けた?元最高裁判長を、直撃取材すると、その判事は、「俺は悪くない。自供した方が悪い」といった態度を貫いていた。
インタービューしていたレポーターも、元裁判官受け答えには解せない表情を見せていたし、私もやるせない気持ちになった。
人は間違いを犯すかも知れないけど、それを正すことが出来るのも人間なのだし、
菅家さんだけでなく、冤罪に泣いている人は他にもいるようだし・・・
冤罪防止策が講じられることを願う。
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